のりまきのドイツ生活日記
その6 〜どいつにっき〜

2.JUN.'04



昨日はベルリンの友達のところへ行ってアイスワインを飲んできました。
あまーい、あまーい、アイスワイン。
それはそれでおいしかったけど。
日帰りの予定で、駅まで送ってもらってから電車の切符を購入。
しかし!ハンブルク行きの電車はもう30分前に出たのが最終だったらしい。
まだ、夜の9時前なのに。。。
さっき、さよならしたばかりの友達に、再び駅まで来てもらい、泊めてもらいました。
まったくおとぼけ。。。

てなわけで、ロマンティック街道編!




<祝!一周年!!>
トムテな方々からの温かい胴上げから早1年。
のりまき君ももうすっかりドイツの生活にとけ込みました。
思い起こせば1年前。
何だか訳も分からず知らない間にドイツに着いていました。 いつまでも旅行に来ているような気分で、何だか宙に浮いているような感覚だったのを今でも覚えています。
しかし!一年経つと違います。しっかりと地に足を着け、生活しているではないですか!
仕事も順調(?)。
後はドイツ人のステキな男性と・・・。こればかりはなかなかうまくいかない。でも、実は・・・
ただ今、お隣に住んでいるフランクにアタック中。(この言い方、昔くさい。。。) 一人暮らしの彼に「今度一緒にワインを飲もう」と誘ったところ、お手紙が来ていました。
まだ、実現されていませんが、近々一緒に飲むことになりそうです。
うん、一歩前進???
しかし!英語もドイツ語もまだまだ今十歩の私はせっかくフランクがにこやかに話しかけてくれても「ヤー、ヤー(YES,YES)」と にこやかに答えているだけなのであった。。。いいのかな、そんなんで。
この先、どのように進展させるか。いいアイデアがあったらのりまき君とこまでメールしてね!

<のりまき君、アウトツークでロマンティック街道を行く!>
今回、初めて鉄道にわがビートルちゃんを乗せて出かけました。


行き先は「ミュンヘン」。
今回で3回目。日本から人が訪ねてくるとどうしてもここに出かけてしまいます。 そう、ノイシュバンシュタイン城。
電車に車を積み込んだら、後は寝るだけ。 シャワーとトイレが部屋に付いていました。 途中から品のいいおばあちゃんが乗ってきて、二人でガーガー眠りました。(二段ベット)
朝食付き。朝は時間になると電話で起こしてくれます。
なかなか快適。私もこんなことができるようになったのね・・・と、感無量。 朝日を浴びながらの食堂車での朝食はとってもナイス。
ドイツ人チックにパンの上にハムとチーズをのせてしっかりと食べました。

覚えているでしょうか。のりまき君には「カーナビがあるのに道を間違えるのりまき」という異名があることを。
そうです。地図が読めないのです。
今回もやりました。 しっかりまったく違う方向に走っていること数回。
でも、これにも慣れました。
いいんです。アウトバーンは日本と違って無料ですから、いくら走ったって、タダで引き返せます。 速度制限だってないから、イクラだってスピードが出せます。 ちなみに帰りは180キロ出して帰ってきましたが。
この方向感覚のなさは、あきらめることにしました。





<ロマンティック街道・・・何がロマンティックなの?>
そう、何でロマンティック街道なのでしょう。
とにかくきれいな緑・みどり・ミドリ・・・。
ひろ〜い土地にきれいな緑。菜の花の黄色い絨毯に囲まれたアウトバーンは本当にロマンティック。 たまに牛さんなんかいたりして、心も和みます。
この道を走らなくっちゃ、ドイツの美しさは語れない。
ホント美しい。
そして道々にあるたくさんの教会や聖堂。
ゴシック様式だかのものすごくきれいな絵やステンドグラス、その大きさには目を見張ります。
そして歴史を感じる建物には中世のあの時代の重みを感じます(どんな重みだ?) 思わず世界史の教科書を手に、もう一度勉強してみたくなるはずです。 やはり、結婚ブームのトムテな人たちには、新婚旅行におすすめします。
広大な自然を目の前にすると、新たな自分たちの生活への広い夢と希望、大きな可能性を見出すことができるでしょう。
ドイツはそんな場所です。
心の中の疲れた部分が、ロマンティック街道のどこまでもどこまでも続く広大な自然と歴史的建造物によって少しずつ少しずつ癒されていくのです。
どこへ行っても日本人観光客のツアーバスと一緒になる・・・はずが、車だったので大分ルートをそらすことができました。

<水の芸術>
私の一番のおすすめはカッセルにある「水の芸術」です。
ヘラクレス像から流れ出る噴水が、今年もスタートしました。 キラキラと輝く水が徐々に流れ落ちてくる。 本当に広大できれいです。
しかし、高いところから流れるわけですから、その高い所まで行かなくてはなりません。 階段を一歩一歩上り、水の芸術スタート地点まで行くのです。
ちょっと体力を要しますが、そんな疲れは吹っ飛ぶほどの美しさです。
是非、一度見て欲しいなあ。。。


<今回のコース>
1日目
ミュンヘン→オーバーアマガウ(民家の外壁がきれい。赤ずきんとかヘンゼルとグレーテルの物語が壁に描かれている) →ノイシュバンシュタイン城→お城のホテルに宿泊

2日目
ヴィース教会(世界遺産)→アウグスブルク(大聖堂)→ネトリンゲン(街並みがきれい)→ローテンブルク(可愛い街)→ヴュルツブルクホテル泊

3日目
ヴュルツブルク(レジデンツ…世界遺産)→カッセルグリム童話博物館→トレンデンブルク城(ここのホテルに宿泊)

4日目
カッセル(水の芸術)を見てハンブルクに帰る。

全行程で1300q走りました。
ドイツの道はとても走りやすいです。
国際免許を持ってレンタカーを借りるといいかもしれません。
ご案内しますよ!!

のりまきでした。。。

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