のりまきのドイツ生活日記 その1〜リベンジを誓い旅立つのりまき〜 06.AUG.'03 |
<旅立ちの朝> 3月。思い出の硯川での胴上げ。 準指受検に向けてもらったトムテのみんなからの優しさと勇気。 そしてクラブの会費を3年分前取りしてくれた会長の心遣い!? そんなトムテな人たちからステキな心をたくさんもらって、のりまきは旅立った。そう、3年後の準指受検を誓って。 やるよ!のりまきは。きっと。たぶん。。そのうち。。。 新しい“何か”を見つけてくるに違いない(おいおい、何かってなんだよ!?)…。 生まれて初めての一人暮らし。しかも海外赴任。新たなドラマが生まれる。に、決まってる。 「3年後、帰国したときにお互い一人だったら一緒になろう!」 耳元で彼はささやく。のりまきにも一つのドラマが生まれた…に決まってる。 <海外スキーだ!!> 海外でグローバルな視野に立ったスキーを目指す。 自分の努力不足で日本に置いてきてしまった「準指」獲得の夢を追いかけながら、技術向上と同時にスキーの根本を見つめてみたいとのりまきは考えた。 生涯体育としての楽しいスキーを目指して三年間、指導者になるための準備をしていこう。 ヨーロッパというとスキーのメッカ。 至るところでスキーができる!と、思いきや、北ドイツには山がない。のどかな平原がはるか遠くまで広がっている。 家の前では牛がなく。「モォォオ〜〜〜!!」 道を歩くと馬の糞。「バフン!!」 何てったってのりまきの住む地域は「ホルシュタイン州」。想像してみてください。天然氷が張って池でスケートができても、山がないからスキーはできない。 ガルミッシュパルテンキルヘンまで飛行機とバスで数時間。 こんな環境でもめげずに、のりまきはリベンジに向けてトレーニングを開始した(ホントかな??)。 <ドイツのスポーツ> ドイツ人はサッカーが大好きだ。 ハンブルガーS.Vにはあの高原もいる。日本人とドイツ人のサッカーを見ていると、足の長さと体格が違いすぎて子どもと大人のゲームのよう。 インラインも盛ん。 スポーツ用品店にはインラインスケートがずらーっと並んでいる。幼稚園くらいの子がお父さんと滑っていたり、初老の夫婦が仲良く滑っていたり。 道路を閉鎖してインラインの大会が行われていることもしょっちゅうある。 そろそろのりまきもこの大会に出場する予定。たぶん。 買い物行くのも、友達の家に行くのも、ちょっとした移動手段がインラインってとこが外国チックだわ。 とにかく!夏にスキーを見ることはあり得ない。 でも、隠してあるに違いない。きっと。マニアの店がどこかにあるはず。。。と探し始めて4ヶ月。ない! 夏の短いドイツでは、夏にできることを夏に思いっきり楽しむ。 夏には夏の野菜を食べる。夏にしか出来ないスポーツを楽しむ。季節とともに、自然とともに生きる…そんな徹底した精神がドイツにはある。 でも、あと何ヶ月かすると暗くて寒〜い冬がやってくるらしい。 この暗さに多くの日本人がダウンするそうだ。我々スキーヤーの季節がやってくる。そうしたら、ドイツのスキー事情、ヨーロッパのスキー情報を生でお送りしましょう。 <のりまきとドイツ> ○ドイツの食べ物…美味しいもの、不思議なものがたくさん。日本人とドイツ人の味覚の違いが歴然とします。 ○ドイツの洋服…ダサイ。デカイ。タカイ。カッコイイ仕事着(ジャージ)を売っている店を探し中。 ○ドイツの言葉…ダンケとビッテで生き延びている。言葉が通じなくて毎日悔しい思いをしている。 ○ドイツの住まい…美しい花が飾られるバルコン。日光浴に食事にバルコン大活躍! ○ドイツの車…何故か日本の車が我が物顔で走っている。我がビートルはみんなのアイドル! ○ドイツのホテル…たくさんリサーチしておきます。 ↑ ハンブルグってハンバーグの語源?! 次回は国内旅行から帰ってきてからになるので、観光情報が得られるかもしれません。 乞うご期待!! |