TOMTE MATERIAL INFOMATION #7


2004-2005 ブーツ速報(選手用・カタログ外商品) update:  6.JUN.'04

6月上旬から、ニューモデルの展示会が本格的にスタートしますが・・・
TERUがもっとも気になるブーツを紹介いたします。
今年は、高価な選手用がいろいろなメーカーから販売されます。
選手用ブーツは、本当にシンプルでカント調節等もないがほとんどで作りに迷いがありません。 その中でも、注目株は、誰が見てもわかりやすい進化を遂げましたサロモンブーツに注目です。
内脚を外脚と同調されて内側に倒すために、ブーツシェルのアウトサイドに穴を開けて、内側と外側の合成を変化させている。 これにより、現在のカービングスキーの性能をより引き出すことを目標に設計されている。
 今回のレポートは、雪上で試すことが出来ませんでしたがTERUの脚をしっかり入れてきましたので・・・

*尚、神様から授かったTERUの足形はどんなブーツでも悲鳴を上げません。どんなメーカーのブーツでもOKです!
サロモン X2-LAB(選手用)


 市販品であるCourse spaceframeは雑誌にお任せします。
これから紹介する「X2-LAB」は、販売価格が126,000円です。昨年、穴の開いていない同一モデルが8〜9万円で一部の有名店で販売されていましたが・・・値上げ?ユーロの関係かしら?
サロモンという会社は、選手用の板やブーツを市場に出すときは、新コンセプトの製品が登場するケースがほとんどですね!


市販品よりも、個人的にはカッコイイ!
サロモン信者には、憧れのモデルですね!
サロモンデモチームも、この色違いを履いています。
苗場スクールのときに、柏木選手で確認済






左と右で、比べて下さい!
左の選手用の踝は、踝がリベットを打ち固定されています。
右の市販品は、カント調節機能がついています。
ヘキサゴナルホール(六角形)は、市販品が13ケもの穴があいていますが、選手用は10ケです?
この違いは???



○外 見・・・  カッコイイ! 穴がステキ
○フレックス・・・この時期ですからね! この3つ中で一番ソフトに感じました。
しか〜し、雪上では固くなるんでしょうなあ?
○インナー・・・ 今回の中で一番、足全体が包まれる感じで一体感がありました。

○まとめ
TERUの感想は、穴が開いているため第2バックル付近が少しルーズになった感じです。 大回転のタイミングにブーツのレスポンスが適合している感じがします。 昨年から、女子選手はこのタイプに移行しています。男子は、大回転のスペシャリストであるイタリアのブラルドンネが中心となって開発されました。 これで、誰でも佐々木明になれるかも?


アトミック RACE TECH (82,950円)
昨年の12月浅間2000スキー場で、ばったり嶺村聖佳選手と再会いたしました。あいさつを終えて、アトミックブーツばっかり目がいっていた記憶が蘇ります!
このモデルは、WCPで使われているものズバリだそうです。
さっそく、TERUが足を入れましたが・・・このブーツ金属製かしら?と思えるほど超超硬い!  しかも、この季節なのに信じられない。しか〜し、足が折れてもこの機会を逃してはと、汗だくになりながら、やっとinすることが出来ました。



左側を見て下さい。バックルを絞めていないのにアッパーシェル(赤色の部分)はまったく変形しません。

右側のMという印刷された文字は、硬さです。 日本で販売されるブーツは、S(ソフト)とXS(エクストラソフト)になる予定です。 後ろから見ると、あのメーカーにそっくりですね!


○外見   ・・・ブーツの高さが一番低くいので、操作性が良さそう! カッコイイ!
○フレックス・・・この季節なのに、超超硬い! シーズン中、本当に一人で履けるのでしょうか?
○インナー ・・・足全体を包み込む感じで、良好です。

○まとめ
このアトミックブーツが、一番TERUの足にあっている感じがします。非常にタイトに作られており遊びがない感じです。バックルを締めるときの音が凄かった。これも欲しい!ブーツの高さも日本人にはあっているかも?


ラング 130(98,000円)・・・別名:RL1
 スキーブーツとして、性能の2大Topとして君臨してきた、ラングとノルディカは言うまでもなく、 RL1対DOBERMANNと言う揺るぎない実績を持ったブーツは、他の追従を許してはいませんでした。 今年も、販売しますが数は少ないと聞いています。

左側がRL1です。
まったく別物です!
右側が市販される125Jです。
RL1は、ラングの昔ながらの薄目のガムフローインナーを使っています。
耐久性は期待できませんが、最高のインナーです!
125Jは、インナーのガムフロー(スポンジ)素材に変更あり 

○外見・・・RL1のロアシェル(下の部分)は、数世代前から変更なしで、剛性が高く感じました。
      市販品の125Jは、基本的な部分は変更なしです。
○フレックス・・・ZC(ブーツの硬さのグレード)なので、TERUでも十分扱える範囲のフレックス
         でした。競技スキーヤーのエキスパート、OKだと思います。

○まとめ
 各メーカーは、ラングとノルディカを目指して開発しています。ほんとうにいいブーツですから、 一度はトライして下さいね!

Presented by 教育・競技部 teru





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