TOMTE MATERIAL INFOMATION #6


2003-2004 試乗速報 update:  16.MAR.'03


3月2日
長野県菅平高原つばくろスキー場にて、来期モデルの試乗が出来ました。
しまった雪質で、主に中急斜面のフリー滑走とポール(GS)の中で試乗しました。
早速、皆さんに試乗インプレッションをお届けします。
来期のマテリアル選びの参考になれば幸いです。

試乗のコメントを述べる人たちは・・
TERU:クラウン 身長177cm 体重77kg(A社&D社ユーザー)
K  :正指   身長170cm 体重60kg(F社&S社ユーザー)
たし :テク   身長173cm 体重63kg(S社&D社ユーザー)
S司 :1級   身長180cm 体重64kg(A社ユーザー)


大回転用(GS)

FISの規格(R21m)に沿ったモデルと、サイドカーブを絞ったモデルが販売されます。競技愛好者の男子は184cmがベスト、基礎スキー愛好者はR21をチョイスしてもOKですが長さを短めに!
又は、サイドカーブの絞った板もいいと思います。

O社 TRIUN G  (GS用)TOP103mm CENTER66mm TAIL93mm(180cm)
TERU :緩斜面では、良く回るスキーだなという印象がありましたが・・・ポールの中では、いいラインをトレースすることは困難でした。反応が鈍い感じなので、プレートを変えるといいと思います。
K :しなやかで軽い仕上がり、トップが柔らかく非常に扱いやすい。ちょっと短いのを選んでコブで使うと面白いかも。
たし :乗ってね〜!
S司 : トップの乗り方が甘いせいか、あまり扱いやすく感じなかった。 可もなく不可もなくという印象、小回りも余りできなきかも 2本くらいしか滑らなかった (Kさんに扱いやすいでしょ と 言われて ハイ って いったけど 実は生返事)

R社 9X WORLDCUP RK(GS用)  TOP102mm CENTER65mm TAIL91mm(181cm)
TERU:このスキーは、選手用と明記されていますが、実際の選手供給用とは、板の厚さ・プレート等が別物です。選手用という明記され、サンドイッチ構造のスキーでR社だからという思い込みが強いと・・・? キャップ構造に飽きたスキーヤーでは、良いかも知れません。硬い雪質では、非常にいい感じですが、柔らかい雪質では十分な性能が発揮できないと思いますが、前評判は、いいですよ。このスキーが一番人気になるかも?
K :トップが非常にしなやか。小回りがしやすい、マイルドな乗り味、しっとり。しかし、1本しかのらなかったので良く判りまへん・・・ゴメン
たし :181cmだったが人間の感性(私の?)にあったターンが可能。小回りも大回りもできる。一番ウエットなイメージ。選手用サンドイッチなので耐久性が不安だけど,一番欲しい板。
S司 : 硬すぎず、柔らかすぎず、いい感じ。 181CM、R21にもかかわらず、やわらかい訳ではないけど トップからたわませ易いので小回りも可能。 気に入ったので、長時間使用

R社 9X OVERSIZE(GS用)  TOP109mm CENTER68mm TAIL92mm(181cm)
TERU:昨年のスキーよりはしなやかになりましたが、回転性能を重視するあまり高速では、トップの落ち着きがないスキーですね。R社の信者は、気づかないと思いますが他社から乗り換えると気になります。9X WORLD CUP RKのようなすばらしいスキーが開発できるのですから、市販品も頑張って欲しいです。

D社 SPEED COURSE(GS用)TOP104m CENTER67mm TAIL91mm(184cm)
TERU:184cmに試乗しました。近年こんなに長いスキーを履いたことがなかったので、慣れるのに3日間かかりました。(笑)サイドカーブが新しくなり、ウェットなスキーに仕上がっており、雪面に張り付くような感じです。タイム出すのならば、やっぱり184cmですね!ソフトなフレックスと感じました。
K :印象はFとR社のちょうど中間、走る感じがいい。(178cm)
たし:セミドライって感じ。R社,F社に比べると板の張りが強いので、切替で一番走る板。基礎用大回り板で使いたい。でも,脚力必要。
S司 : たしとは逆にR社よりしなやかな感じがした。下手なので走るか不明
とにかく緩斜面でも急斜面でもいい感じでターンできてグット 小回りも私の滑りにあってるのか、気持ちよくできた。 R21でトップが狭いので、昔の板乗ってる感じで懐かしい。 トップ狭くてしんなりしてるのでコブでもいいかも。って 思ったけど、時代に逆流しているかな?
F社 RC4 
TERU:FIS 180cmトップが幅広いため、中緩斜面での回転性能は、一番だったと思います。サンドイッチ構造なのでウェットなスキーに仕上がっていると思いきや、ドライなスキーです。ターン前半でトップが抑えるようなスキー操作ができないと、スキーが安定しない傾向がありますね。
K :FIS 170cm R、D社と比べると一番はりがある感じ、但したわみ感は十分。
170cm R16 昨年のものとデザインも性能も殆ど差がありませんでした。R16で大回りだと少し回りすぎる感があますが、小回りも出来るオールマイティーさがある。グリップ感、しなやかさ、たわみ感、返りがいいバランス。
たし:175cm R>21mを感じさせない。良く廻る。十分な落差とスピードを確保できる。(トップ内側に入りすぎる感じがない)ドライなイメージ。
 170cm R16 大回り用としては回りすぎ。オールラウンダー。レールターンはやりやすい。基礎用にちょうど良い。
S司 : ずっとR社 9X WORLDCUP RKに乗ってました・・


回転用(SL)
 FISの規格が変更され、最低長が155cmから165cmになります。今年も、いいスキーが登場しそうです。

D社 SPEED OMEGLASS (SL用)TOP113m CENTER64mm TAIL102mm(165cm)
TERU:165cmを試乗した感想は、昨年と比べてしなやかにたわむスキーに変化しました。同じ材質を使っているのならば、柔らかく感じるのが普通だと思います。中急斜面でのウェーデルンやカービング小回りは、teruの身長(177cm)ではベストだと感じました。
F社 RC4 155cm R11
K :昨年のものより若干柔らかい感じがした。落ちつきのあるしなやかな板です。いい感じでカービング小回りができました。
基礎用
D社 ARTIST CV 165cm(中級モデル)
たし:中〜上級基礎用には良いかもしれない。簡単に曲がる。板がたわむ前に曲がってくる感じがして,たわみを感じない。
O社 KS-FT(基礎用小回り)
TERU: O社は、このスキーと大回り用のKS-AT(175cm)をメインに売りたいのでしょうね! 昨年爆発的に売れたKS-TRは、継続販売されます。KS-FTは、カービング小回り専用のスキーです。 1級受検や準指受検でオールラウンドに使うのであれば、165cmがベスト
K : 小回り専用って感じ・・・
R社 9D OX(基礎大回り系) TOP109mm CENTER68mm TAIL92mm(167cm)
TERU:基礎用の大回りで使用されるスキーだと思いますが、9X OVERSIZEと同じようなフィーリングですね!

Presented by 教育・競技部 teru





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