TOMTE MATERIAL INFOMATION #3


「LANGE WCP」 試乗記 update:  22.May.'02


ラングWCPをザウスでトライ

当初は、30分くらいしか持たないと考えていましたが3時間以上履きつづけても足は痛くなりませんでした。(ホ〜! 一安心)
痛くなったところは、「ふくらはぎ」の筋肉がインナーの高さのため痛いぐらいでした。このWCP(モデル名)は、 インターナショナルモデル(全世界共通販売)なので日本人用に作られていないと思います。 しかし、インナーの背が高いため後頃になっても粘ってくれました。でも、我慢できないくらい痛む場合はCUTする方向で考えています。 コンプ120やバンシー(基礎用)ではこんなことはなと思いますが・・・・・・・・・

ブーツの硬さ
膝入れは、楽に出来ます。硬いブーツという印象は、まったくありません。しかし、前にはいくらでも曲がりますが、 「くるぶし」のホールド感がアップしているため「傾け操作」カービング操作)にしたときは、しっかりとした剛性感が得られました。 このモデルから、カービング操作を目的に作られたブーツだなと思いました。

ブーツ底を4mmアップ
付属のパーツで、ブーツ底を4mmアップしました。谷回りのポジションを作るのに最初は、戸惑いましたが慣れるに従ってこの問題は解消されました。 もしかしたら、履いていたスキー(アトミック11.21GS用)のサイドカーブが21mだったせいもあるかも知れません。

大回り
緩斜面でスピードが乗ります。昨年のZDはシェルが全体的に硬く、ブーツの特性を生かしきれていませんでしたが、2003年モデルはスキーが走りますね!
雪が柔らかい場合は、スキーが逃げるような感じですが、硬い雪では超グリップします。膝が前に入るのでポジションも低速〜高速で作りやすいです。(過大評価?)

小回り
もう少し、前傾角度が起きていたほうが小回りに向いているような気がします。スラロームなどの競技スキーには、いいと思いますが 基礎に使うのならばリアスポイラーを数ミリカットした方が動きやすいと思いました。

総評
新しいブーツなのでまったくバックルを絞めずに今回はテストしました。くるぶしが包みこまれるような設計になっているので安心感があります。 また、爪先が少し広くなったので、暖かいしスキー操作がしやすくなりました。これは、他社との比較ではなく2002モデルのZDと比べての話であることを注意して下さい。
最近のスキーメーカーは、ブーツ+金具+板の3点で総合的に開発されていますので、板の性能を出すにはそのメーカーのブーツがもっとも適していると言われていますが・・・・・・・・・・・・・・・

われわれ一般スキーヤーは、自分の足にあったブーツを選択した方がいいと思います。8時間以上履いて痛くならないブーツが一番でしょう! デモや選手は、自分の専用のブーツをメーカーから提供されていますからね。

Presented by TERU on May.22





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