サロモンSCを履いていましたが、高速ターンではトップがぶれて安定性にかけていました。そこでミドルからロングまでこなせる１７０ｃｍ程度の板を探すことにしたのです。年内にサロモンＸ２の２００６年モデルを予約したのですが、思いがけずショップの計らいで２００７年モデルを年内にゲットすることができました。正月早々から縁起がいいやぁとばかりにいざゲレンデへ…。１７０ｃｍ、ラジウス１６．８のこの板は思っていたとおりのポテンシャルを発揮してくれました。トップはターン前半から雪面を捉えて驚くほどよじれが無く、高速でもぶれがありません。ただし、急斜のターン中、遅れた重心を修正しようと内足を引き気味に荷重をした途端、外足は外に広がってしまいました。前後左右の荷重バランスを崩した場面ではシビヤな反応があるなと感じました。張りの強いイメージがある板ですが一転ショートターンでは無理のない操作が可能で、思っていたよりも扱い易い印象です。チューンナップ次第でもっと扱いやすくなると感じました。さらに滑り込むことで自分を進化させる一台になってくれることでしょう。