午前３時半、
かすかに響く目覚ましの音。体が重い。

午前４時半、
暗闇の中、軽井沢プリンススキー場リフト前に集合。

軽井沢早朝CAMP初参加の私の周りは若きレーサー達。
シーズン中のファミリースキーとは全く違う雰囲気。

「ディープな世界へようこそ」、何かが私の耳に囁く。

午前５時、
早朝練習開始。貸切のため、リフトの待ち時間は短い。

会長班は、「１級は目の前」のI藤さんとM本さん、「１級はまだ遠い」私の３人、
硬いから気をつけて滑るようにと言われたバーンは、暖かさのせいかそれほど硬くない。

足慣らしとして２本フリーで滑った後、基本練習。

１本滑るごとに会長の言葉、
「重心をもっと前に」「エッジを立てて」「上体を回さない」

今まで何度も繰り返された指摘。
軽井沢の夜は明けてきたが、私の夜明けはまだ遠い。

時間が経つにつれ、バーンは荒れてきて、時々転びそうになる。

午前７時過ぎ、
早朝練習終了、朝食、休憩。

午前８時半、
一般営業開始、コースを移動し練習再開。

リフトの待ち時間は長くなり、８０年代を思い出す。１時間程で練習終了。

午前１０時過ぎ、軽井沢出発。
紅葉シーズン真っ只中にもかかわらず、スイスイと渋滞知らず。

正午過ぎ、川越到着。
てるさん、I藤さんと「はすみ」にて、鴨の肝焼きと、そば、うどんに舌鼓を打つ。

さて、今シーズンはどんなシーズンとなるものやら。